肩こりの根本的な解消は地道にコツコツとストレッチを続けていくのが一番確実です。
たまにしか出来ない運動や、マッサージよりも自宅や職場でも気軽にできる肩こり解消ストレッチを続けましょう。
肩こりは肩甲骨からはじまる
肩こりになる人のほとんどが肩甲骨の動きが悪くなり、肩の関節の動く範囲が狭くなっています。
そのせいで、肩の動かす範囲がどんどん狭くなり血行不良になり肩こりが生じるケースが多い傾向にあります。
肩こり解消には柔軟でよく動く肩甲骨の維持がポイントになります。
- いつも背中の真ん中あたりにこりを感じる
- 背中の対角線上で、自分の左右の手をつなげない
- 直角に曲げた腕の両ひじをつけて、水平以上の高さに上げられない
- 直立の状態で体の後ろで両手を握り、握った手を腰骨の高さまで上げられない
いずれか1つでも当てはまる人は肩甲骨が固くなっています。柔らかい肩甲骨を取り戻して肩こりを解消しましょう。
3ヶ月で肩こりが消える
肩甲骨には17種類の大小様々な筋肉が付いています。それらを1つ1つストレッチしてたら大変なので、出来るだけ一気にまとめて効率よくストレッチが出来るやり方をおすすめします。
ストレッチの効果はやり始めの頃は実感しにくいですが、続けていくことで徐々に体が変わって行き3ヶ月経つ頃には根本的な肩こりの解消を実感できます。
とはいっても3ヶ月ストレッチを継続させるのは大変なので、出来るだけ簡単で楽な自分に合ったストレッチを選びましょう。
タオルを使った肩甲骨ストレッチ
タオルを使って肩甲骨にストレッチを掛けます。
タオルを使用しなければならないひと手間はありますが、タオルの持ち手を狭くするとより強いストレッチ、広くすると弱めのストレッチが出来るので便利です。
やり始めは広めのスタンスでタオルを持って行い、続けていくことで肩甲骨が柔らかくなってきたら持ち手を狭くしていきましょう。
タオルの持ち手の具合で徐々に柔らかくなってきているのが実感でき、それに合わせて肩こりも解消されていきます。
1番楽なストレッチ
タオルを使うのが面倒くさい人や、肩こりがひどすぎてタオルストレッチがやりたくても出来ない人はこのストレッチ。
簡単でどこでも出来てストレッチの強度も低いので、肩甲骨がガチガチに固くなっている人でも行うことが出来ます。
肩こりのひどい人はストレッチ中にボリボリっと音がすることもありますが、筋肉がほぐれているサインなので気にせず続けましょう。
優しめのストレッチなので効果を実感しにくいですが、続けることで少しずつ肩こりが和らいでいきます。
肩甲骨に柔軟性が出てきたら他のストレッチも試してみましょう。
きついけどしっかり効く
これはストレッチと言うよりも体操に近い強度の動きが求められます。
中々しんどい動きですが、その分しっかりと効き目があり効果を実感しやすいのが特徴です。
毎日ではなくてもいいので、普段のストレッチにたまに取り入れるだけでも十分です。
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まとめ
肩こりの根本的な解消には柔らかい肩甲骨の動きが重要。
ストレッチの効果は3ヶ月間続けることでしっかりと実感できる、続けられる自分に合ったストレッチを選ぶことが1番大切。
日頃行うストレッチにあわせて、たまに強度の高い肩甲骨を動かす体操を取り入れるとより効果を実感しやすい。