肩こりに悩む人にやってあげると喜ばれる、誰でも簡単にスグできるマッサージのやり方をご紹介します。
プロの整体師が実際に行っているやり方なので効き目は抜群。
家族に恋人に友人に、いつも頑張っている大切な人にプロ直伝の肩こりマッサージをしてあげると気持ちよすぎてびっくりされますよ。
目次
女性の肩こりに効くマッサージ

肩の筋肉はたくさんありますがその中でも特に肩こりを引き起こす原因となるところがあります。その筋肉は、肩甲挙筋(けんこうきょきん)その名の通り、肩甲骨を持ち上げる働きをする筋肉です。
肩こり筋肉と言っていいほど、肩こりの人はこの筋肉が硬くなっていますからしっかりマッサージしていきます。
ストレスや緊張で肩に力が入るとこの筋肉に負担が掛かります。また、女性の肩こりのほとんどがこの筋肉が原因となって引き起こされています。
ツボを狙ってマッサージ

肩甲骨の内側の角を狙って親指でしっかりと押しましょう。肩甲挙筋のツボがあるのでここをしっかりとマッサージすれば筋肉がほぐれていきます。
コリコリとした塊があればそれを削る様にマッサージしていきましょう。
ストレッチでマッサージ効果倍増

マッサージと併せてストレッチをすると効果が倍増します。真横に首を倒して伸ばすのではなく、斜め前方に頭を倒して伸ばすイメージで行うとしっかりと筋肉にストレッチが掛かります。
ストレッチは短い時間しても効果が出にくいので、ストレッチ1回につき15秒間を目安に3回程度行うとしっかりと効きます。
うつ伏せが楽で効くマッサージ

肩こりがひどすぎてカチカチになり座ったままの姿勢では指が入らない。そんな時は、うつ伏せに寝転がった体勢で行えば大丈夫です。
うつ伏せの体勢の人にマッサージを行えば、上から体重を使って押すことが出来るので力を使わずに楽にマッサージをすることができます。
実際ほとんどのマッサージ店や整体院でも、お客さんはベットにうつ伏せになった体勢で施術を受けます。
これは、女性のセラピストや整体師でも体の大きな人にしっかりとマッサージを効かせることができるからです。
先程と同じ場所、肩甲骨の内側の角を狙って上からしっかりと体重を乗せて押しましょう。
親指を重ねるとやりやすい

親指を重ね合わせて押すと重心が安定して体重を掛けやすくなります。押す力もアップするので、より効果的にマッサージを効かせることが出来ます。
指が滑らないようにタオルや手ぬぐいを1枚敷いて行うのもおすすめです。
頭痛まで起こす肩こりに指はダメ

首の付け根辺りは肩と首の筋肉が重なり合うので、こりが出来やすく、まるで石でも入っているようなガチガチの肩こりを引き起こしやすい部分です。
この部分が硬くなりすぎてひどい肩こりになると、頭痛や吐き気までしてくることもあります。
女性はもちろん、筋肉の多い男性も硬くなりやすい肩こりポイントです。とにかく硬いので座った姿勢で上から親指で押しても全然効かず、逆にマッサージしている指が痛くなってしまうこともあります。
指より肘が効く

痛いのを我慢して指でマッサージなんて出来ません。そこで、肘を使ってマッサージしていきます。
肘の先は尖っていますから硬い部分に当てればしっかりと押すことが出来ますし、指の何倍も強い力で押すことが出来ます。
効きすぎると肩の筋肉が傷ついて、かえって肩こりが悪化してしまうこともあるので強さ加減は相手に効きながら調整しましょう。
横向きのマッサージも効く

指だと効かないけど、肘でマッサージされると効きすぎる。肘が尖っていて痛い。
そんな時は横向きに寝転んだ姿勢がおすすめです。肩の筋肉の隙間に指が入りやすいので、ダイレクトに力が伝わります。
割と弱めの力でも座った体勢の何倍も効くので、指で肘並みの効果を発揮できます。
コリコリとした塊を砕いて削るようなイメージで、こりをしっかりとほぐしてください。
まとめ
女性の肩こりは肩甲骨の内側の角を狙ってマッサージするのがおすすめ、マッサージと併せてストレッチすると効果が倍増する。
ストレッチは1回15秒間程度行わないと効き目が出にくい。
うつ伏せの体勢で行えば体重を使って押すことが出来るのでしっかりと楽に効かせることが出来る。指が滑らないようにタオルを敷いたり、指を重ね合わせて押すことで重心が安定する。
首の付け根の肩こりは硬すぎて指で押すと指の方が痛くなるので、肘で押すのがおすすめ。
横向きの体勢なら指でも効かせやすい。