太ももの疲れ、特に太ももの裏側の筋肉の疲れは脚全体の疲労感を生み出し、歩くのも嫌になります。
腰の筋肉とも関係が深いので、疲れやコリを放っておくと腰痛の原因にもなるので早め早めのケアが大切です。
目次
太ももの疲れが腰痛の原因になる

太ももは大きく分けて前側と後ろ側にそれぞれ筋肉が付いています。後ろ側の筋肉のことをハムストリングと呼び、歩く走るといった日常動作に関わる筋肉です。
このハムストリングに疲れが溜まると、足の重だるさや浮腫みの原因になり、腰の筋肉と密接に関わっているので、腰痛にも影響を与えます。
立ち仕事や歩きすぎた後に、腰痛を感じる人はハムストリングのマッサージがおすすめです。
3つに分けてマッサージが鉄則

ハムストリングは大きな3つの筋肉で出来ており、3つ一緒にマッサージすると疲れますし全然効きません。
そこで、1つずつ分けてマッサージするのが鉄則です。筋肉の名前は難しいので省きますが、それぞれ太もも裏側の内側、真ん中、外側に付いています。
難しく考えずに、内中外と3つのラインをイメージして行えば大丈夫です。
3つの筋肉ともお尻と太ももの境目、つまり太ももの付け根から膝の裏にかけて伸びているので、場所的に自分でマッサージするのはしんどいもの。親しい人にやってもらいましょう。
その際は、手の平の親指の付け根あたり、手根(しゅこん)と呼ばれる箇所を使ってマッサージすると、軽い力でしっかりと押せます。
内側ラインは絞り込むように

ハムストリングの一番内側のラインは内側から外側に絞り込むように行うと良く効きます。
その際、少し膝を曲げて行うと少ない力でより効かせることが出来るので、体格差のある場合やガチガチに硬くなっている時におすすめです。
真ん中ラインは真下に押す

ハムストリングの真ん中のラインは真っ直ぐ垂直に押すと良く効きます。硬くなりすぎて効かない時は、手根ではなく親指や肘を使って押すのもイイでしょう。
太ももの付け根と膝の裏側のちょうど中間のあたり、太もも裏のど真ん中にコリが出来やすいので、その辺りを重点的にほぐすものおすすめです。
外側のラインは引き剥がすように

外側のラインは太ももの筋肉を引き剥がすようなイメージで内側から外側に手根でマッサージしていきましょう。
3つのラインの中で一番痛みを感じやすいので強さ加減に注意して調整しながら、気持ちいいくらいの強さで行いましょう。
セルフマッサージは専用グッズがおすすめ
自分でハムストのマッサージをする時は専用のグッズを使うのがおすすめです。専用のローラーに太もも裏を乗せたら先程の内中外の3つのラインを意識して転がしましょう。
より強く効かせたい時は片方の脚をもう片方の脚に乗っけて転がすと、体重が乗っかりかなり強く効きます。
体の硬い人が不安定な姿勢で行うとケガをすることもあるので、動画を参考に最初は安定した楽な姿勢から始めましょう。
慣れて来れば全身使うこともできる
慣れて来れば専用のローラーは太もも裏だけでなく、太ももの前側や外側、ふくらはぎ、すね、など脚全体をほぐすことが出来ます。
表面が特殊な凸凹加工されているので筋肉に引っかかりやすい構造をしているので、自重でしっかりと圧が掛かりマッサージ効果が高いのが特徴です。
脚だけでなく腰や背中にも使え、マッサージとストレッチの補助グッズとしても重宝します。
まとめ
太もも裏のハムストリングは大きな3つの筋肉なので、マッサージする際は内中外の3つのラインをイメージして行う。
親指よりも手根を使うと気持ちよく楽にマッサージが出来る。3つのラインそれぞれに合わせた押し方がある。
自分のハムストリングをマッサージする時は専用のグッズを使うと便利、使い始めは無理をせず楽な姿勢で使用しないとケガをすることもあるので注意が必要。
慣れて来れば太ももだけでなく全身のマッサージも専用のローラーで出来るようになる。
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