マッサージをお店に受けに行くと帰り際に「お水を飲んでくださいね」と担当してくれたスタッフの方に言われませんか。
ウォーターサーバーやマッサージ後のハーブティーのサービスがあるリラクゼーション店もありますよね。
遠慮して飲まないなんて損しています。実はあのサービスには深い意味があるんです。
溜まった疲労物質を流しだすからダルくなる

肩こりや腰痛、足のむくみで疲れた体をマッサージすると元気が出てリフレッシュできますが、それは硬くなった筋肉がほぐれて血流がよくなるからですよね。
血流だけでなく体の老廃物を運んでいるリンパ液の流れも良くなりますから、硬くなってコリが出来ていた箇所に溜まっていた疲労物質も流れていきます。
おかげで、浮腫みがとれてパンパンだった顔や足もスッキリとしていきます。
マッサージに慣れていない人は、好転反応(こうてんはんのう)というマッサージを受けた後に体がだるくなってしまう症状になってしまうことがあります。
これは体に溜まっていた疲労物質がマッサージの作用で、一気に体中を巡り始めるために感じるダルさです。
水分補給でデトックス作用が早まる

しばらく安静にしていればすぐにダルさは解消され元気になります。でも、せっかく気持ちよくマッサージされた後に体が重たく感じるのは嫌ですよね。
そこで、マッサージ後すぐに水分補給をします、飲む量はコップ一杯分で十分です。冷えた水やお茶だと内臓に負担が掛かるので出来るだけ常温のものを飲みましょう。
水分補給をすることで体を巡り出した疲労物質や老廃物が排泄されやすくなります。
足つぼなど、マッサージの種類によっては利尿作用のあるツボを押す施術もあるので、デトックス作用は抜群。
このことをマッサージ店のスタッフの方たちは知っているから、マッサージ後の水分補給を勧めているんです。
酔いやすいのでアルコールは控えめに
逆に、血流が良くなっているのでアルコールやコーヒーなどのカフェインが入った飲み物は控えめにしましょう。
普段よりも吸収しやすい状態なので、アルコールもカフェインも効き目が倍増します。
マッサージを受けた日は、なるべく細目に水分補給をして体の毒素を出し切ってしまえば翌日すっきりと元気に目覚めることが出来ますよ。
まとめ
マッサージ後はコリがほぐれて疲労物質や老廃物が血流に流れだして、体がだるくなることがある。
水分補給をすることで全身に巡っている疲労物質を排泄しやすくしてデトックス作用を高めると、早く好転反応をおさめることが出来る。
アルコールやカフェインをマッサージ後に摂取する時は控えめにした方が良い。