仕事、寝不足、子育て、ストレスなどなど、疲れ果てているけれどリフレッシュに出掛けることも寝る暇もない。
そんな時は自分で出来るセルフツボ押しで頭スッキリ、疲れを少しでもとって元気にしましょう。
ツボの押し方

ツボの押し方の基本は息を吐きながら約4秒間押して、息を吸い込みながらゆっくりと押した指を離します。
息を吐くことで筋肉が緩みツボに指が入りやすくなるので、このように押していきます。
また、あまり弱い圧で押しても効果が出ないので押すときはしっかりとした強さで、少し痛いくらいの圧を掛けましょう。
お風呂上りなどの全身の筋肉が柔らかくなっている時はツボに指が入りやすいのでおすすめです。
目の疲れは頭のツボを押す
長時間ディスプレイを見つめていると目のが疲れ、そこから肩こりや頭痛が起きてきます。
ツボを押すときは目を閉じて少しでも目を休めながら押しましょう。
百会(ひゃくえ)と呼ばれるツボは万能のツボで目の疲れや頭痛だけでなく、自律神経の乱れを整え眠りの質を改善するなど体のあらゆる不調に効能があると言われています。
左右の耳の穴と鼻すじを真っ直ぐ上がっていた所の交わる箇所にあります。
つむじの位置とは違うので間違えないようにしましょう。
自然と押してるツボがある
目が疲れてくると、こめかみの辺りを自然と指で押してしまうことがありますよね。実は、なんとなく押しているこめかみは太陽(たいよう)と呼ばれるツボなんです。
眼科いらずとまで呼ばれる目の疲れや頭痛に効くツボで、即効性があります。
自然とこめかみに手が行っている時は目が疲れている証拠で、自分では気づかなくても体はちゃんとわかっています。
息を吐きだしながら親指を使って押しましょう。
押した後に首を大きくゆっくりと回しストレッチすることで肩周りの血流が良くなるので、併せて行いましょう。
ちょっと押しにくいけど効く
首の付け根にある天柱(てんちゅう)は頭痛、目の疲れ、肩こり、ストレス、鼻詰まりなどに良く効きます。
ただ、自分では押しづらくしっかりと圧を掛けづらいのが難点です。
コツは下を向いてうつむいた状態で、両手の中指を使ってツボに指を引っ掛けるようにして押すイメージです。
疲れた時、オフィスチェアのリクライニングの部分に頭を乗せて、このツボに角が当たる様に頭の角度をあわせてこの辺りを刺激したことがある人もいると思います。
首肩の疲れにも効くので、体はちゃんとわかっていてやっていたんです。でも、このやり方だと椅子から滑ってケガをすることもあるのでやめましょう。
もし、マッサージに行くことが出来るなら担当してくれるスタッフの方に天柱を押してほしいとリクエストしてみましょう。
整体師やセラピストさんも有名なツボなので知っている方はたくさんいます。
まとめ
ツボを押すときは息を吐きながら押し、吸い込みながら離していく。約4秒間しっかりと圧をかけないと効き目をあまり実感できない。
お風呂上りなど筋肉が柔らかくなっている時に押すとより効果が得られやすい。
ツボ押しにあわせて首の周りをストレッチすると効果が増すのでおすすめ。
自分で押しにくいツボはマッサージ店に行って店員さんにリクエストしてみよう。