健康やダイエットの為の運動となると、走るのが一番手っ取り早くて続けやすい。
でも、走ると膝がズキズキ痛んでくる。我慢できない程の痛みじゃないけれど、このままジョギングを続けていいのか不安。
そんな膝の痛みに悩む人は、まず痛みの原因とメカニズムを知ることからはじめましょう。
目次
膝痛みの原因は2つのどちらか

週1回くらいなら平気だけど、2回以上走ると痛くなる。2キロくらいは大丈夫だけど、3キロ超えるとズキズキしてくる。
そんな膝の痛みに悩む人は結構います。
特に、30代を過ぎてダイエットと運動不足の解消を兼ねてジョギングを始めると、膝に違和感と痛みを感じる人は多く、それをきっかけにせっかく運動しよう!と意気込んだ気持ちが萎えていってしまします。
10代20代前半くらいでは感じなかった膝の痛み、どうして年を取ると感じ始めるのかというと、原因は大きく分けて2つあります。
膝軟骨の摩耗
40代を過ぎると一気に膝の軟骨の摩耗が進み、骨と骨の間でクッション作用をしてくれる軟骨が減少します。
走ることによる膝への加重は体重の3倍以上ですから、体重が50キロだとしても150キロもの負荷が膝に掛かることになります。
加えて筋力の低下から体重を支える力が弱まり、より膝関節への負担が増加している為に起こる膝の痛みです。
骨盤の歪みから片足重心になっている
あなたが20代30代にも関わらず、走ることで膝の痛みを感じるならそれは、いわゆる老化に伴う原因ではなく体の歪みによるバランスの崩れが原因です。
最も多いのは、骨盤の歪みによって重心が崩れ片足重心になることで、一方の膝に極端な体重が掛かることで起きている膝の痛みです。
左右どちらか片方だけに膝の痛みがある人は、体勢の崩れが原因で痛みを起こしている場合が多くあります。
歪みを矯正することが先決

体が歪んでしまい片足重心になった状態で走り続ければ、いくら若くても膝を痛めるのは当たり前です。
体重×3倍×片膝(脚)という負担を走っている時間ずっと掛け続けるので、いずれは膝周りの筋肉だけでなく関節にまで悪い症状が出てきます。
まずは、体の歪みを整体などで整えてから膝への負担を分散させることが先決です。
また、歪みの矯正を専門とする整体院や治療院に行ったからと言って1度や2度の施術で歪みが治ることはありません。
骨盤矯正で有名なKARADAファクトリーでも、根本的な体の歪みの改善の為に3カ月間は掛かると告知されています。カラダファクトリー
3ヶ月もの間、走るのを我慢し続けるのはとてももったいない。そこで、おすすめなのがランナーの膝を守ることに特化したサポーターです。
普通の膝用サポーターと違い、走る際の膝への負担と体重移動を考えて作られています。
また、膝の痛む箇所は外側、内側、奥の方など人それぞれ。その痛む箇所に合わせたサポーターがランナー用のサポーターの特徴です。
なぜ膝の痛む箇所はそれぞれ違うのか
体の歪み方は千差万別で、1人1人の体の使い方の癖によって生まれます。
歪み方が違うということは走った際に、重心の掛かり過ぎる膝の箇所も人それぞれ違うと言うこと。
その為、自分の膝の痛い箇所に合わせたサポーター選びが大切です。
こちらのサポーター専門ショップなら、あらゆるタイプの膝サポーターが購入できます。
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膝軟骨の摩耗とジョギングの相性は最悪

老化に伴う軟骨の摩耗による膝の痛みを我慢して走るのは無謀です。益々、膝の痛みを悪化させるだけですから整形外科を受診し医師と相談しながら治療と運動計画を立てましょう。
走るのは膝への負担が大きすぎますから、水中ウォーキングやサイクリングなどの運動がおすすめです。
どうしてもそれが嫌な場合は、ノルディックウォーキングがおすすめです。2本の杖を使って歩くウォーキングで冬のオリンピック競技であるノルディックスキーで使われるような特殊な杖を使います。
脚に掛かる体重を20%減少させ、上半身を使うので全身運動になります。3ヶ月間続けることで膝関節周りの筋量が増えるという調査結果もあり、膝の強化と全身運動の2つの効果を得ることが出来ます。ノルディックウォーキングについて
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まとめ
膝の痛みには老化によるものと、体の歪みによるものの2パターンがある。
老化に伴う膝の痛みとジョギングの相性は最悪、医師と相談の上、ノルディックウォーキングなどの全身運動を行い膝周りの筋力をつけることが大切。
10代20代でも体に歪みがあれば片足重心となり、走ることで膝に痛みを生じる。
整体で歪みを整えつつ、膝の痛みのタイプに合わせたサポーターを利用すれば根本的な歪みの解消までにかかる期間も走ることは出来る。
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